豊島学院の教育

学校紹介

人間性豊かな生徒を育てる

ハイ・スピードでボーダレス化が進んでいる現代社会で必要とされているのは、いろいろなことにチャレンジする機会と、そこで得られる知識と技能、そして「世界」と「社会」に目を向けて「自分の言葉」で発信し、対応していく力です。豊島学院には、その力を身につける多くの時間と多様な取り組みがあります。

人間性豊かな生徒を育てる

「SDGs」を授業で導入

SDGs(持続可能な開発目標)では、国際社会共通の目標として17の目標が掲げられています。本校では、「SDGs」の視点を授業やホームルーム活動などで生かしていきたいと考えています。貧困や飢餓など、世界の中で起こっていることを自分のこととして捉えることで、どうしたら解決できるのか、自分にできることは何かを意識的に考え、世界や社会に貢献のできる人間性豊かな人材を育成したいと考えています。

ICT教育

授業でのICT化もさらに加速

全校舎内にWiFiが完備され、各教室にプロジェクターが設置されています。英語・古文・漢文など板書に時間がかかる教科や物理・化学など危険な実験やシミュレーション動画での解説は、プロジェクターとプリントを利用して効率よく授業を展開し授業への理解度や探求心なども増しています。アクティブラーニング(能動的に学ぶ授業)でも生徒に主体性を持たせた授業が展開できるため、授業のスピード化や質の向上が図られ授業が従来以上に活性化しています。当然、時間的な余裕が生まれるため、より難易度の高い演習や小論文に取り組むことができています。また、オンライン及びオンデマンド授業にも対応できるGoogle Classroomを導入、ICT化を進めることで、学びを止めない環境も整っています。

グローバル教育

ALTの恵まれた環境

新しい取り組みがはじまろうとしています。会話力や発言力を伸ばすために海外在住のネイティブの先生と一対一で会話するオンライン授業やソフトウェアの導入なども検討しています。また本校ではALT(外国語指導助手)が2名常勤しているため、ネイティブとの会話や英文のアドバイスを豊富に受けることができます。これらの活動を通して英語でのプレゼンテーション能力を磨くことにも力をいれています。ネイティブの英語の音声と自分の音声を比較してスピーキング能力を高めるためのアプリなどの導入をはじめ、英検取得のための学習(英語4技能検定)などを通して「発信力のある」生徒を育んでいきます。

主な教育プログラム
アクティブラーニング授業、英語4技能を意識したALTによるライティング指導およびプレゼンテーション対策

「読む・書く・聞く・話す」を重視した英語教育

「読む・書く・聞く・話す」の技能を重視

英語は「読む・書く・聞く・話す」の4つの技能に重点が置かれます。さらに、国語と数学を含めた他の教科でも、何を知っているかという「知識・技能」だけではなく、知っていることを使って、社会・世界とどのように関わり、より良い人生を送っていくかも課題とされており、そのためには「思考力・判断力・表現力」を身につけていくことが重視されています。2022年度からの学習指導要領改訂を踏まえながら、英語の4技能やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力などを含めた総合的な「自己表現力」を充実させることに注力しています。

主な教育プログラム
英検・Literas論理言語力検定などの資格取得サポートの拡大

「思考の深化を目指す」

本校では「人間性豊かな生徒の育成」を教育の重点目標のひとつに掲げています。英語が苦手な人は英語で深く思考することができないように、乏しい言語能力や語彙力では狭い世界しか見ることができません。思考を深め、視野を広げるためには、語彙力を豊かにしていくことが大切です。語彙を増やし、国語の力が上がると、長い文章や図・グラフなどを読み込み、自分で思考を深めながら答えにたどりつくことができます。言葉に強くなると、英語の長文読解能力も、地歴の教科書も、数学の文章問題も、理科の現象説明にも活用できます。

高校生活でさらに伸ばしてほしい能力
語彙力
記述力
伝達力
プレゼンテーション力
討議力
問題解決能力
チーム力(協働力)
調査研究スキル
メディアリテラシー
自分の現在の知識状態の認知能力(メタ認知能力)
自立した行動力
時間管理能力
計画立案能力
分析能力
計画修正能力
自己管理能力

主な教育プログラム
小論文チャレンジノート
小論文模試(年2回)
漢字統一試験
ディスカッション
ディベート
志望理由書作成講座
勉強合宿
弁論大会(ビブリオバトル)

国際理解教育

約3ケ月のニュージーランドターム留学を実施(予定)

希望者を対象に2週間のオーストラリア海外研修を行います。さらに2019年より、7月から9月にかけて約3ヶ月間、費用の補助を行い、ニュージーランドターム留学を実施しています。生徒が個人で現地の家庭においてホームステイを行い、自分一人で、自分の言葉で、自分の意志を伝えていく状況に身をおくことで、異文化の中で他者を理解し、視野が広くなり、ものの見方や考え方が深まります。スーパー特進類型では2年次の春休みにブリティシュヒルズにおいて英語研修を行います。2泊3日のスケジュールの中、英語漬けの環境に身をおいて、これまでに学んだ英語を実践することで、英語の学習に対する意識を向上させます。ニュージーランド留学、ブリティシュヒルズ英語研修を通して「人間性豊かな」人材を育んでいきます。

主な教育プログラム
ターム留学(ニュージーランド)
海外研修(オーストラリア)

※2023年は変更になる場合があります。

充実のキャリア教育

豊島学院が推し進めているのは“ものの本質を理解する”教育です。高校3年間は未来に向けた準備期間。
そして、その期間においては今まで知らなかったことを知ると同時に、ものごとの本質を捉え、見えていなかった世界を切り開くことが大事になります。そのために用意した、本校独自の多彩な取り組みをご紹介します。

系統分野別大学講義体験

大学の学部・学科への理解を深めるために、大学の先生方に豊島学院で講義を行っていただく毎年恒例の体験講座です。大学で行われている講義を早い段階から体験することで、学問の内容と職業の関連性が理解でき、卒業後の進路について深く考えることに役立ちます。

高大連携講座

大学などの研究機関との連携を積極的に取り入れた専門的な講座で、実験を軸にして展開しています。科学技術、理科などの専門的な研究を行っている大学との連携は、生徒が興味や関心を持っている分野でもあるため、学問的な探求心がより一層高まります。

卒業生講演会

志望大学に合格した先輩達の受験体験講演会です。難関国立大学や最難関・難関私立大学に合格した先輩が来校し、苦手科目の克服方法、入試を通して感じたことなど具体的に話を聞くことで、受験に向けてのモチベーションも一段と高まります。毎回在校生からは活発な質問が飛び出します。

大学受験ガイダンス

2年生向けに大学生メンターを招き、「3年生としてこれからの受験勉強をどう進めて行けばよいか」として講演してもらいます。高校3年生当時の1年間を振り返りながら、様々な成功体験、失敗体験を語ってもらい、現役生徒の自主性を促すための良いきっかけとなります。先輩方の様々な経験や勉強方法、モチベーションの保ち方や普段の生活の送り方など、様々な質問が積極的に飛び交う場となっています。

住友商事(株)「Mirai School」

住友商事(株)キャリア教育支援プログラム「MiraiSchool」を開催しています。仕事を通じて感じる社会の変化や、未来に向けた取り組み、キャリアデザインで大切なこと等を熱く語ってもらいます。生徒からは、「自分の苦手にどう対応していますか?」「商社に勤めたいと思ったきっかけは何ですか?」等、様々な質問が出ます。これから待ち受ける受験期やその先の人生において、前向きに生き抜くためのヒントを沢山教えてもらえます。

ソニー生命保険(株)「ライフプランニング授業」

ソニー生命保険(株)のライフプランナーの方をお招きし、人生においてかかる費用などについて講演をしてもらいます。架空の世帯を設定し、「家は賃貸か、購入するか」、「車は購入するか」など具体的な人生設計を生徒たちにアンケートで決めさせて、収支の計算をしていきました。家計を赤字にしないためにはどのようなプランを立てるべきか考えることで、生徒たちにとって、未来について具体的に考える良い機会となりました。「人生100年時代」と言われていますが、人生の選択肢を増やすためにどのような行動をとるべきか学ぶことができます。

自己分析講座

2年生を対象に志望理由・自己理解講座を開催しています。「進路選択はまだ先」、「推薦入試を利用するつもりがないので必要ない」と考えていた生徒達でも、講師の方のお話から「志望理由をしっかりさせることが、入試の場面だけでなく、進学後の就職活動にも活きてくる」ということを実感し、意欲的に取り組むようになります。講座を通して、自分自身の価値観・体験などの情報をどのように整理し、まとめ、補足したら良いのかについて、考え方・ポイントを知ることができます。

充実したキャリア教育

本校ではオリジナルの冊子「夢をかたちに」を使って、クラブ活動や学校行事、学外活動も含めてさまざまな高校時代の活動の記録を蓄積していきます。加えて、「SDGs」の視点、ディスカッション、小論文模試、ICTなども新たに「夢をかたちに」に取り入れ、より充実した冊子に仕上がっています。自分の学習過程を客観的に把握できるとともに「振り返り」を通して自らの課題を見つけ、新たな学習や生活への意欲へとつなげていくことができます。

また、PDCAサイクル「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)」の4段階を繰り返すフレームワークを取り入れています。例えば体育祭や文化祭などの学校行事にどう関わりたいか、何を学んだのか、それをどう活かしていきたいか、改善するところはあるのかなどPDCAサイクルを繰り返し行い、習慣として身につけていきます。学校のどんな行事もすべてキャリア教育のひとつとして捉え、言葉で振り返り、「主体性を持って協働して学ぶ態度」と「思考力・判断力・表現力」を磨いていきます。

主な教育プログラム
卒業生講演会
LHR冊子(夢をかたちに) 【学問研究/仕事研究/大学系統分野別講演体験/大学研究/社会人講演会/進学指導(学内)/上場企業人によるワークショップ/オープンキャンパス指導など】

自分の成長を確認するプログラム

自分のスケジュールを管理する「なりたい自分になる」手帳も導入活用しています。日々の学習活動や定期試験、模擬試験などの計画や結果を手帳に残していきます。ここでもPDCAサイクルで取り組みを振り返りながら、自らの課題も見つけ、新たな学習へとつなげていきます。社会人講演会、オープンキャンパス、卒業生講演、系統分野別大学講義体験、ビブリオバトル、進学相談会などについても記録し、PDCAサイクルにより振り返ることで自分の成長を確認でき、自信につなげていきます。

主な教育プログラム
手帳指導および定期試験におけるPDCA指導

主な進学スケジュール

1年

4月

●スタディーサポート

5月

● 二者面談

6月

●社会人講演  
 

7月

●ベネッセ総合学力テスト
●集中授業
●夏期進学講座
 

8月

 
 

9月

●課題確認テスト
●スタディーサポート
 

10月

●系統分野別大学講義体験
●二者面談

11月

●ベネッセ総合学力テスト
 

12月

●集中授業
●冬期進学講座
●小論文模試

1月

●課題確認テスト
●ベネッセ総合学力テスト

2月

 

3月

●スタディーサポート
●集中授業
●春期進学講座
 

2年

4月

●課題確認テスト

5月

● 二者面談

6月

 
 

7月

●ベネッセ総合学力テスト
●進路講演会
●集中授業
●夏期進学講座

8月

●集中授業
●夏期進学講座

9月

●課題確認テスト
●スタディーサポート
●二者面談

10月

●進路ガイダンス
●上級生講演会
●小論文模試

11月

●三者面談
●ベネッセ総合学力テスト

12月

●集中授業
●冬期進学講座

1月

●課題確認テスト
●ベネッセ総合学力テスト

2月

●大学入学共通テスト模試
●志望理由書ガイダンス

3月

● スタディーサポート
●集中授業
●春期進学講座
●卒業生講演会

3年

4月

●課題確認テスト

5月

● 二者面談
●小論文模試

6月

●進学相談会
●進研模試

7月

●進研模試
●二者面談
●夏期特別講座
 

8月

●夏期特別講座
 

9月

●共通テスト出願指導
●第1回駿台ベネッセ共通テスト模試

10月

●第2回駿台ベネッセ記述模試

11月

●第3回駿台ベネッセ共通テスト模試

12月〜2月

●共通テストプレテスト
冬期特別講座

1月

●共通テスト演習
●大学入学共通テスト

2月

●一般選抜

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